Fig.1 基本コンパレータの記号
コンパレータの基本回路はFig.1のようなブロック図で表せます。ただし、コンパレータと言っても、実際に比較する信号は どういう信号を入力し、どういう信号を出力する必要があるかは
その時々の仕様により異なります。従って、すべての場合で、 同じコンパレータ回路が使えるとは限りません。
では今回の要求仕様を作ってみます。
以下の仕様を満たす回路構成を考えてください。
<要求仕様>
簡単のために、コンパレータの速度、オフセットは問わない また、抵抗や電流値など、定数はお任せします。動く定数であれば何でもいいです。これが満たせる形式の回路を設計してください。
これを波形で書くと以下のようになります。
Fig.2 例1の要求仕様
例えば、この場合、あなたはどういう回路構成を考えますか? 思いついた方は次のページに進んでください。思いつかない場合でも最低3分は考えてください。
考えないと力になりませんから・・・ 。
あ、そうだ、考えやすくするために 今回は条件を付けましょう。
NPNトランジスタ2個以内、 PNPトランジスタ2個以内(ただし定電流回路はいくつ使ってもよし) 。抵抗3本以内、出力はエミッタ接地で出力せよ!!
という条件を付けましょう!! では考えてみてください!!
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