Contents:解説1、 ゲート接地回路について
ゲート接地回路は、cmosアナログ回路の基本回路です。Nch MOSでもPch MOSでも構成できます。入力インピーダンスはやや低く、単品では
使いにくい形式ですが、ソース接地と組み合わせた カスコード形式で用いると、この入力インピーダンスが 低い特徴が活かせ、初段のソース接地の ミラー効果を低減でき、周波数特性を改善できます。
また、上記Vinにつながる回路の形式にもよりますが、 たとえ、Vinのインピーダンスが低くても この構成のため、 Voutの出力インピーダンスを高くできます。
ただし、ゲートはMOSがONできるレベルに AC的に接地しておく必要があります。注意すべきは、ゲート電圧に変動があれば、 それが出力に出てしまうからです。簡単には抵抗分割などでもよいですが、
Vinの入力インピーダンスを下げるためにも ソースフォロアやレギュレータの出力など 出来るだけインピーダンスが低く、また、変動の少ない揺れない電圧で
バイアスするとよいです。オペアンプの増幅段やカレントミラー回路、 各種クランプ回路などさまざな用途で使えます。
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